株式会社吉田SKT

テフロン/フッ素樹脂コーティングの教科書

最終更新日: 2024-10-20 17:23:16.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

基礎から活用事例まで学べるフッ素樹脂コーティングの教科書!
フッ素樹脂コーティングの基礎から応用まで
全38ページの資料を進呈中です。

【掲載内容(一部抜粋)】
■フッ素樹脂とは
■フッ素樹脂の特性を解説
■フッ素樹脂コーティングとは
■フッ素樹脂コーティングの加工方法
■フッ素樹脂コーティングの選定のコツ
■フッ素樹脂コーティングに適した基材
■フッ素樹脂コーティングの採用事例

関連情報

1冊で基礎から応用まで学べる!フッ素樹脂コーティングの教科書
1冊で基礎から応用まで学べる!フッ素樹脂コーティングの教科書 製品画像
【掲載内容(一部抜粋)】
■フッ素樹脂とは
■フッ素樹脂の特性を解説
■フッ素樹脂コーティングとは
■フッ素樹脂コーティングの加工方法
■フッ素樹脂コーティングの選定のコツ
■フッ素樹脂コーティングに適した基材
■フッ素樹脂コーティングの採用事例

〈フッ素樹脂とテフロン樹脂〉
フッ素樹脂は、フッ素原子を含むプラスチック原料の総称で多くの種類があります。
分子構造などの違いによりそれぞれ特徴が異なります。
一方テフロン樹脂は、デュポン社のプランケット博士によって発見され、
その後、開発が進められ、テフロンPTFEが発売されました。
現在では、ケマーズ社の商標でケマーズ社が販売している、一部のフッ素樹脂を“テフロン樹脂”や“テフロンフッ素樹脂”と呼びます。
テフロン樹脂にはPTFE、FEP、PFAなどの種類があります。
その他フッ素樹脂の種類には、ETFE、ECTFE、PCTFE、PVDF、PVF、TFE/PDDがあります。

身近なフッ素樹脂はテフロンコーティングのフライパンがよく知られています。

※詳しくは資料をダウンロードいただきご確認ください。 
いまさら聞けない”フッ素樹脂”とは? ※フッ素樹脂の教科書進呈中
いまさら聞けない”フッ素樹脂”とは? ※フッ素樹脂の教科書進呈中 製品画像
■フッ素樹脂とテフロン樹脂
フッ素樹脂は、フッ素原子を含むプラスチック原料の総称で多くの種類があります。
分子構造などの違いによりそれぞれ特徴が異なります。
一方テフロン樹脂は、デュポン社のプランケット博士によって発見され、
その後、開発が進められ、テフロンPTFEが発売されました。
現在では、ケマーズ社の商標でケマーズ社が販売している、一部のフッ素樹脂を“テフロン樹脂”や“テフロンフッ素樹脂”と呼びます。
テフロン樹脂にはPTFE、FEP、PFAなどの種類があります。
その他フッ素樹脂の種類には、ETFE、ECTFE、PCTFE、PVDF、PVF、TFE/PDDがあります。
身近なフッ素樹脂はテフロンコーティングのフライパンがよく知られています。

■フッ素樹脂コーティングとは
フッ素樹脂コーティングとは、フッ素樹脂が持つ様々な特性(非粘着性・離型性や撥水性、すべり性・潤滑性に優れ、薬品に強く、高い耐熱温度を持つなど)を
部材の表面に与えることで、くっつき・粘着の防止、摩擦の低減、部材の保護などを実現する表面処理です。

※詳しくは資料をダウンロードいただきご確認ください 
基礎から学ぶ!フッ素樹脂コーティングの教科書
基礎から学ぶ!フッ素樹脂コーティングの教科書 製品画像
■フッ素樹脂とテフロン樹脂
フッ素樹脂は、フッ素原子を含むプラスチック原料の総称で多くの種類があります。
分子構造などの違いによりそれぞれ特徴が異なります。
一方テフロン樹脂は、デュポン社のプランケット博士によって発見され、
その後、開発が進められ、テフロンPTFEが発売されました。
現在では、ケマーズ社の商標でケマーズ社が販売している、一部のフッ素樹脂を“テフロン樹脂”や“テフロンフッ素樹脂”と呼びます。
テフロン樹脂にはPTFE、FEP、PFAなどの種類があります。
その他フッ素樹脂の種類には、ETFE、ECTFE、PCTFE、PVDF、PVF、TFE/PDDがあります。

身近なフッ素樹脂はテフロンコーティングのフライパンがよく知られています。

※詳しくは資料をダウンロードいただきご確認ください。 
設計技術者必見!フッ素樹脂コーティングを基礎から理解できる教科書
設計技術者必見!フッ素樹脂コーティングを基礎から理解できる教科書 製品画像
■フッ素樹脂とテフロン樹脂
フッ素樹脂は、フッ素原子を含むプラスチック原料の総称で多くの種類があります。
分子構造などの違いによりそれぞれ特徴が異なります。
一方テフロン樹脂は、デュポン社のプランケット博士によって発見され、
その後、開発が進められ、テフロンPTFEが発売されました。
現在では、ケマーズ社の商標でケマーズ社が販売している、一部のフッ素樹脂を“テフロン樹脂”や“テフロンフッ素樹脂”と呼びます。
テフロン樹脂にはPTFE、FEP、PFAなどの種類があります。
その他フッ素樹脂の種類には、ETFE、ECTFE、PCTFE、PVDF、PVF、TFE/PDDがあります。

身近なフッ素樹脂はテフロンコーティングのフライパンがよく知られています。

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【設備管理者必見】フッ素樹脂コーティングを基礎から理解する教科書
【設備管理者必見】フッ素樹脂コーティングを基礎から理解する教科書 製品画像
■フッ素樹脂とテフロン樹脂
フッ素樹脂は、フッ素原子を含むプラスチック原料の総称で多くの種類があります。
分子構造などの違いによりそれぞれ特徴が異なります。
一方テフロン樹脂は、デュポン社のプランケット博士によって発見され、
その後、開発が進められ、テフロンPTFEが発売されました。
現在では、ケマーズ社の商標でケマーズ社が販売している、一部のフッ素樹脂を“テフロン樹脂”や“テフロンフッ素樹脂”と呼びます。
テフロン樹脂にはPTFE、FEP、PFAなどの種類があります。
その他フッ素樹脂の種類には、ETFE、ECTFE、PCTFE、PVDF、PVF、TFE/PDDがあります。

身近なフッ素樹脂はテフロンコーティングのフライパンがよく知られています。

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【設備管理者必見】テフロンコーティングを基礎から理解する教科書
【設備管理者必見】テフロンコーティングを基礎から理解する教科書 製品画像
■フッ素樹脂とテフロン樹脂
フッ素樹脂は、フッ素原子を含むプラスチック原料の総称で多くの種類があります。
分子構造などの違いによりそれぞれ特徴が異なります。
一方テフロン樹脂は、デュポン社のプランケット博士によって発見され、
その後、開発が進められ、テフロンPTFEが発売されました。
現在では、ケマーズ社の商標でケマーズ社が販売している、一部のフッ素樹脂を“テフロン樹脂”や“テフロンフッ素樹脂”と呼びます。
テフロン樹脂にはPTFE、FEP、PFAなどの種類があります。
その他フッ素樹脂の種類には、ETFE、ECTFE、PCTFE、PVDF、PVF、TFE/PDDがあります。

身近なフッ素樹脂はテフロンコーティングのフライパンがよく知られています。

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プラスチックの最高峰 フッ素樹脂とは
プラスチックの最高峰 フッ素樹脂とは 製品画像
◆フッ素樹脂の特性◆

■非粘着性
付着性の強い粘着物に対しても離型がよく、付着しないか、または、付着しにくい性質のことです。

■撥水・撥油性
表面に水や油がついても良く弾きます。よって汚れがつきにくく簡単に洗浄できます。

■耐熱性・耐寒性
樹脂の中では耐熱性が高く、高温(260℃)に耐えます。また-260℃の低温にも耐えます。

■低摩擦性
滑りやすく低い摩擦係数をもっています。また、潤滑性に非常に優れています。

■耐薬品性
酸やアルカリ等の化学薬品に侵されたり、腐食することがほとんどありません。
被膜が薄いと被膜はおかされませんが、薬品・溶液が被膜を浸透して基材を腐食させますので、被膜を厚くして基材の腐食を防ぎます。

■電気特性
絶縁耐力(絶縁破壊の強さ)、体積抵抗率、表面抵抗率は大きく、電気絶縁性に優れます。
 
フッ素樹脂 ETFE PVDF PCTFE ECTFE のご紹介
フッ素樹脂 ETFE PVDF PCTFE ECTFE のご紹介 製品画像
■PVF(Poly Vinyl Fluoride)
フッ化ビニル(VF)の単独重合体で成型が難しいため、フィルムが主用途となっています。

※詳しくは”PDFダウンロード”をクリックいただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

【新人教育・社内勉強用にも!】フッ素樹脂コーティングの教科書
【新人教育・社内勉強用にも!】フッ素樹脂コーティングの教科書 製品画像
■フッ素樹脂とテフロン樹脂
フッ素樹脂は、フッ素原子を含むプラスチック原料の総称で多くの種類があります。
分子構造などの違いによりそれぞれ特徴が異なります。
一方テフロン樹脂は、デュポン社のプランケット博士によって発見され、
その後、開発が進められ、テフロンPTFEが発売されました。
現在では、ケマーズ社の商標でケマーズ社が販売している、一部のフッ素樹脂を“テフロン樹脂”や“テフロンフッ素樹脂”と呼びます。
テフロン樹脂にはPTFE、FEP、PFAなどの種類があります。
その他フッ素樹脂の種類には、ETFE、ECTFE、PCTFE、PVDF、PVF、TFE/PDDがあります。

身近なフッ素樹脂はテフロンコーティングのフライパンがよく知られています。

※詳しくは資料をダウンロードいただきご確認ください。 
生産技術者必見!フッ素樹脂コーティングを基礎から理解できる教科書
生産技術者必見!フッ素樹脂コーティングを基礎から理解できる教科書 製品画像
■フッ素樹脂とテフロン樹脂
フッ素樹脂は、フッ素原子を含むプラスチック原料の総称で多くの種類があります。
分子構造などの違いによりそれぞれ特徴が異なります。
一方テフロン樹脂は、デュポン社のプランケット博士によって発見され、
その後、開発が進められ、テフロンPTFEが発売されました。
現在では、ケマーズ社の商標でケマーズ社が販売している、一部のフッ素樹脂を“テフロン樹脂”や“テフロンフッ素樹脂”と呼びます。
テフロン樹脂にはPTFE、FEP、PFAなどの種類があります。
その他フッ素樹脂の種類には、ETFE、ECTFE、PCTFE、PVDF、PVF、TFE/PDDがあります。

身近なフッ素樹脂はテフロンコーティングのフライパンがよく知られています。

※詳しくは資料をダウンロードいただきご確認ください。
フッ素樹脂 「樹脂の種類の違いとは?」
フッ素樹脂 「樹脂の種類の違いとは?」 製品画像
フッ素樹脂性質

■非粘着性
付着性の強い粘着物に対しても離型がよく、付着しないか、または、付着しにくい性質のことです。

■撥水・撥油性
表面に水や油がついても良く弾きます。よって汚れがつきにくく簡単に洗浄できます。

■耐熱性・耐寒性
樹脂の中では耐熱性が高く、高温(260℃)に耐えます。また-260℃の低温にも耐えます。

■低摩擦性
滑りやすく低い摩擦係数をもっています。また、潤滑性に非常に優れています。

■耐薬品性
酸やアルカリ等の化学薬品に侵されたり、腐食することがほとんどありません。
被膜が薄いと被膜はおかされませんが、薬品・溶液が被膜を浸透して基材を腐食させますので、被膜を厚くして基材の腐食を防ぎます。

■電気特性
絶縁耐力(絶縁破壊の強さ)、体積抵抗率、表面抵抗率は大きく、電気絶縁性に優れます。
フッ素樹脂 「フッ素樹脂の非粘着性とは」
フッ素樹脂 「フッ素樹脂の非粘着性とは」 製品画像
【非粘着性に関する参考データ】
■水の接触角(°)
PTFE・・・114
PFA・・・105-110
FEP・・・115
ETFE・・・96

■n-HDの接触角(°)
PTFE・・・34-45
PFA・・・>45
FEP・・・41-45
ETFE・・・28

■固体の表面自由エネルギー(dyn/cm)
PTFE・・・18.5
PFA・・・17.8
FEP・・・17.8
ETFE・・・22.1
フッ素樹脂 「なぜ薬品に侵されないのか?」
フッ素樹脂 「なぜ薬品に侵されないのか?」 製品画像
PDF資料では次の内容で解説しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1. 耐薬品性とは?
2. 薬品による樹脂への影響
3. テフロン フッ素樹脂が耐薬品性に優れる理由
4. 耐薬品性を利用してできること
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

※詳しくは資料をダウンロード頂くかお問い合わせください。

テフロン樹脂・フッ素樹脂は耐薬品性の他に
・非粘着性
・撥水・撥油性
・耐熱性・耐寒性
・低摩擦性
・電気特性
・純粋性
などに優れた樹脂です。

■吉田SKTでは、優れたフッ素樹脂の特性を生かしたフッ素樹脂コーティン
グを1963年より行なってまいりました。1968年には米国デュポン社とライ
センス契約を締結。工業向けフッ素樹脂コーティングにおいては、「テフ
ロン(TM)コーティング」の商標で加工を開始。米国デュポン社(現ケマ
ーズ社)の認定を得た加工メーカーとして、お客さまの目的に合わせて、
フッ素樹脂の特性を最大限に生かすコーティングをご提供します。

※「テフロン」はケマーズ社の商標です。
プラスチックの材質一覧、種類と特徴
プラスチックの材質一覧、種類と特徴 製品画像
■プラスチックとは
プラスチックは樹脂のなかの1つともいえるため、プラスチックと樹脂は異なるものではありません。
ただし、日本では、プラスチックの成分はJISにて明確に定められていて、樹脂は原料、プラスチックは成形品と分けられています。

プラスチックの作り方は、原油に含まれる「ナフサ」を蒸留で抽出し、そこから「ポリマー」、
「ペレット」といった工程を経て、成形工場でプラスチックとなります。

※リンク先記事引用
コーティング技術 「テフロン/フッ素樹脂」
コーティング技術 「テフロン/フッ素樹脂」 製品画像
■採用分野
・自動車部品分野
・半導体分野
・航空宇宙分野
・化学工業分野
・医療医薬分野
・一般工業分野
・食品工業分野

吉田SKTはテフロンコーティングの工業用指定工場です。

【吉田SKTの特徴】

■全国3工場での加工
愛知県名古屋市をメイン工場に、東京都荒川区、山口県美祢市と全国3工場で
フッ素樹脂加工が可能です。

■1個から量産まで柔軟に対応します
量産品はもちろん、たとえば工場にひとつしかない機械のいち部品であっても、
用途や使用環境に合わせた加工をご提案いたします。

■細かな精密品から大型タンクまで施工できます
最先端の分野で活躍する精密部品から、深さ6mのタンクまで、さまざまなモノ
に自社設備で加工できます。

詳しくはPDFをダウンロード頂くか吉田SKT公式サイトをご覧ください。 
フッ素樹脂の特性とは?|フッ素樹脂コーティングの教科書
フッ素樹脂の特性とは?|フッ素樹脂コーティングの教科書 製品画像
■フッ素樹脂とテフロン樹脂
フッ素樹脂は、フッ素原子を含むプラスチック原料の総称で多くの種類があります。
分子構造などの違いによりそれぞれ特徴が異なります。
一方テフロン樹脂は、デュポン社のプランケット博士によって発見され、
その後、開発が進められ、テフロンPTFEが発売されました。
現在では、ケマーズ社の商標でケマーズ社が販売している、一部のフッ素樹脂を“テフロン樹脂”や“テフロンフッ素樹脂”と呼びます。
テフロン樹脂にはPTFE、FEP、PFAなどの種類があります。
その他フッ素樹脂の種類には、ETFE、ECTFE、PCTFE、PVDF、PVF、TFE/PDDがあります。
身近なフッ素樹脂はテフロンコーティングのフライパンがよく知られています。

■フッ素樹脂コーティングとは
フッ素樹脂コーティングとは、フッ素樹脂が持つ様々な特性(非粘着性・離型性や撥水性、すべり性・潤滑性に優れ、薬品に強く、高い耐熱温度を持つなど)を
部材の表面に与えることで、くっつき・粘着の防止、摩擦の低減、部材の保護などを実現する表面処理です。

※詳しくは資料をダウンロードいただきご確認ください 
コーティング技術  「コーティングの耐食性とは」
コーティング技術  「コーティングの耐食性とは」 製品画像
フッ素樹脂コーティングは
【非粘着性】
【撥水・撥油性】
【耐熱性・耐寒性】
【低摩擦性】
【耐薬品性】
【電気特性】
などの優れた特性を備えた機能性コーティングです。

■吉田SKTは1963年(昭和38年)よりフッ素樹脂コーティングを行なってまい
 りました。

1968年(昭和43年)米国デュポン社とライセンス契約を締結。工業向けふっ素
樹脂コーティングのなかでも、「テフロン(TM)コーティング」と名のつく加
工が許されているのは、米国ケマーズ社(旧デュポン社)の認定を得た加工メ
ーカーだけです。吉田SKTではお客さまの目的に合わせて、ふっ素樹脂の特性を
最大限に生かすコーティングをご提供します。

■1個から量産まで柔軟に対応します■
量産品はもちろん、たとえば工場にひとつしかない機械のいち部品であっても、
用途や使用環境に合わせた加工をご提案いたします。

■細かな精密品から大型タンクまで施工できます■
最先端の分野で活躍する精密部品から、深さ6mのタンクまで、
さまざまなモノに自社設備で加工できます。
【資料進呈】1冊で基礎から応用までフッ素樹脂コーティング基礎知識
【資料進呈】1冊で基礎から応用までフッ素樹脂コーティング基礎知識 製品画像
■フッ素樹脂とテフロン樹脂
フッ素樹脂は、フッ素原子を含むプラスチック原料の総称で多くの種類があります。
分子構造などの違いによりそれぞれ特徴が異なります。
一方テフロン樹脂は、デュポン社のプランケット博士によって発見され、
その後、開発が進められ、テフロンPTFEが発売されました。
現在では、ケマーズ社の商標でケマーズ社が販売している、一部のフッ素樹脂を“テフロン樹脂”や“テフロンフッ素樹脂”と呼びます。
テフロン樹脂にはPTFE、FEP、PFAなどの種類があります。
その他フッ素樹脂の種類には、ETFE、ECTFE、PCTFE、PVDF、PVF、TFE/PDDがあります。

身近なフッ素樹脂はテフロンコーティングのフライパンがよく知られています。

※詳しくは資料をダウンロードいただきご確認ください。 
フッ素樹脂コーティング 「色の違いと選定方法」
フッ素樹脂コーティング 「色の違いと選定方法」 製品画像
代表的なフッ素樹脂
■PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)
連続使用温度が260℃と最も高く、非粘着性、低摩擦特性などに優れています。
■PFA(パーフルオロアルコキシアルカンポリマー)
連続使用温度はPTFEと同等で、溶融粘度が低くPTFEでは得られなかったピンホールの少ない連続被膜を得ることができます。
高温使用の耐食コーティング材料としては、最高の性能を持つフッ素樹脂です。
■FEP(パーフルオロエチレンプロペンコポリマー)
PTFEの改良樹脂で溶融粘度が低い樹脂です。PTFEより連続使用温度は低いですが焼成により滑らかでピンホールの少ない被膜を得ることができます。

フッ素樹脂の特長
■非粘着性
モノや汚れが付着しにくく、付着した場合でも簡単に取り除けます。
■滑り性
モノが滑らかに、非常に軽く滑ります。
■耐薬品性
ほとんどの酸やアルカリに侵されることなく、基材の腐食を防ぎます。
■耐熱性・耐寒性
最高使用温度260℃、-269℃でも使用できます。
■電気特性
さまざまな電気特性において優れた性質を持っています。
■難燃性
ほどんど燃えることがありません。
フッ素樹脂の種類の特徴を紹介します。
フッ素樹脂の種類の特徴を紹介します。 製品画像
■ECTFE
クロロトリフルオロエチレン(CTFE)とエチレンとの共重合体です。フッ素樹脂の中では機械的強度や加工性に優れます。
ETFEに比べて、難燃性と硬さに優れています。
■PCTFE
クロロトリフルオロエチレン(CTFE)の単独重合体で透明で硬く、ガス透過性がフッ素樹脂の中で最も小さいのが特徴です。
■PVdF
フッ化ビニリデン(VdF)の単独重合体です。硬くて、フッ素樹脂のなかで最も誘電率が高く、高温では極性溶媒に溶解します。
■PVF
フッ化ビニル(VF)の単独重合体で成型が難しいため、フィルムが主用途となっています。
■TFE/PDD
非晶質フッ素樹脂で透明な樹脂です。紫外領域から赤外領域まで光透過性に優れ、低反射率、低屈折率などの光学特性を持ちます。
フッ素コーティングの耐熱温度は?種類で異なる耐熱性まで解説
フッ素コーティングの耐熱温度は?種類で異なる耐熱性まで解説 製品画像
■フッ素樹脂(PTFE)が耐熱性/耐寒性に優れる理由
PTFEの分子構造はC-C結合のまわりをフッ素原子(F)が隙間なく取り囲んだ
構造になっています。
C-C結合やC-F結合が、高温下において結合が切れること=「PTFEの劣化」の
一つです。
C-C結合が、フッ素原子(F)に覆われ守られていることで結合が切れにくい
こと。PTFE分子内のC-F結合力は他の原子間結合力に比べて非常に大きいです。
また、C-F結合の結合エネルギーが大きいことも、耐熱性・耐寒性優れる理由
の一つになります。

■フッ素樹脂の耐熱性/耐寒性を利用してできること
フッ素樹脂コーティングの場合、
例えば焼き菓子の型は、焼きあがったものが型にくっついてしまうのを防ぐ
ためにコーティングによる非粘着性を利用します。さらに、耐熱性も兼ね備
えているため、オーブンで焼かれるという用途でも安心して使用できます。
また、ご家庭で使われるアイロンの熱板ではフッ素樹脂コーティングするこ
とで滑りの良さと熱に強い性質(耐熱性)が活用されています。

※詳しくは”PDFダウンロード”をクリック!
フッ素ポリマーとは? 
フッ素ポリマーとは?  製品画像
【フッ素樹脂ポリマーの特性】

■非粘着性
付着性の強い粘着物に対しても離型がよく、付着しないか、または、付着しにくい性質のことです。

■撥水・撥油性
表面に水や油がついても良く弾きます。よって汚れがつきにくく簡単に洗浄できます。

■耐熱性・耐寒性
樹脂の中では耐熱性が高く、高温(260℃)に耐えます。また-260℃の低温にも耐えます。

■低摩擦性
滑りやすく低い摩擦係数をもっています。また、潤滑性に非常に優れています。

■耐薬品性
酸やアルカリ等の化学薬品に侵されたり、腐食することがほとんどありません。
コーティングの場合、被膜が薄いと被膜はおかされませんが、薬品・溶液が被膜を浸透して基材を腐食させますので、被膜を厚くして基材の腐食を防ぎます。

■電気特性
絶縁耐力(絶縁破壊の強さ)、体積抵抗率、表面抵抗率は大きく、電気絶縁性に優れます。  

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