日本ビジネスロジスティクス(JBL)株式会社 藤沢北事業所

JIS C 60068-2-38 温湿度組合せ(サイクル)試験

最終更新日: 2024-07-08 11:07:14.0

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弊社では、環境試験ー温湿度組合わせ(サイクル)試験 及び、お客様ご指定条件による温湿度試験を実施します

1.JIS C 60068-2-38 試験の概要:
・ JIS C 60068-2-38 では高温高湿及び低温条件で主として電気・電子部品の劣化を加速した方法で判定する温湿度組合わせ(サイクル)試験を規定しており供試品の欠陥を水分の吸収によって発生させるのではなく呼吸作用によって発生させることを目的とした温湿度サイクル試験方法です。
・この試験は他の温湿度サイクル試験とは異なり以下の通り試験の厳しさを強めています:
◇規定時間内での温度上下回数が多い
◇温度変化の範囲が広い
◇温度変化の速度が速い
◇0度以下の温度サイクルを含んでいる

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・この試験方法は加速した呼吸作用の影響、並びに割れ目及び裂け目の中に浸入した水の氷結作用の影響を検証することを本質的な特徴としています。
・ここでいう“呼吸作用”とは周囲温度の変化によって供試品内の空気が膨張・収縮して水分を含んだ空気が出入りする現象をいいます。
・例えば小さな穴の開いた容器で周囲の温湿度サイクルすると昇温時には優位温度が高く容器内空気は低いので容器内の空気が冷えている間は負荷となり外部から空気が流入します。
・降温時には容器が冷却されるまでは容器内部の圧力が高く水蒸気は隙間を介して外部に多少放出されます。しかし半密閉容器の場合、内部に残った水蒸気は冷却され結露します。
・結露した水分はサイクルを繰り返すほど増加します。
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型番・ブランド名 IEC 60068-2-30 温湿度サイクル試験
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