最終更新日:
2022/06/23
上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。
カタログ発行日:2022/6/23
mRNA薬の合成で重要なT7 RNAポリメラーゼをセルファイン フォスフェイトで高純度に精製
T7 RNAポリメラーゼはRNA合成酵素です。鋳型となるDNAからmRNAを
産生する際に用いられます。
近年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンとして有名になったmRNAワクチンの製造過程において、T7 RNAポリメラーゼがmRNAの合成酵素として用いられています。
セルファイン フォスフェイトは核酸結合タンパク質と親和性を持つアフィニティークロマトグラフィー担体です。T7 RNAポリメラーゼは核酸結合タンパク質のためセルファイン フォスフェイトで効率的な精製を行うことができます。
このレポートでは大腸菌にT7 RNAポリメラーゼを発現させた後、その発酵液をセルファイン フォスフェイトおよびセルファインMAX DEAE(弱アニオン交換担体)で高純度に精製した事例を紹介します。
アフィニティークロマトグラフィー担体であるセルファイン フォスフェイトを用いることで極めて高純度の酵素が精製できます。
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。