対策後は、“新油からの汚染がほとんどない”状態を維持しています!
N社では、140kg/cm2のベーンポンプは異常音を発しており、 電磁弁は作動
不良が頻繁で、毎週1回の点検と6ヶ月ごとの電磁弁交換を余儀なくされていた。
また1年ごとに、タンク清掃を行ない新油との油交換を実施していたが、
半年ぐらいでコンタミによる油の劣化が進行していました。
そこで、タンク構造を油が沈静流動するクリーニングタンク化、QC比率=4の
タンク容量を補足するために50Lに1台の比率でマイクロセパレータを設置
することにしました。
対策前には、1年間使用した油はNAS等級外と極めて汚染されていたが、
対策1年後の分析ではNAS等級で8級、重量分析でも100ml中の汚染物重量が
1.25mgと“新油からの汚染がほとんどない”状態を維持しています。
【事例概要】
■ユーザ:N社(スプリングメーカー)
■マシン:圧延機(補助油圧)
■タンク:2,000L
■ポンプ:500L /min.
■採用製品:MSR-200型 32台
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