マイクロセパレータ導入事例!研削時に発生する微小切粉の混入防止対策を施しました
TPM活動を推進して「PM事業場賞」を受賞されたF社の事例を紹介します。
油中に磁化針を挿入すると、その周辺に汚染物が付着しており、磁気による
汚染管理が可能と判断されました。
さらに、この汚染度とワーク駆動用シリンダーのストロークのバラツキの
関係を調査してみると、汚染度の高いものほどバラツキが大きいことが半明。
そこで、対策としてサンエスのクリーニングタンクシステムを採用し、
さらに研削時に発生する微小切粉の混入防止対策を施しました。
その結果、わずか半月で、油の清浄度はNAS8級、製品の加工精度は基準
サイクルタイムの63%というスピードダウンを余儀なくされていたものが、
110%にスピードアップ可能となり設備総合効率を上げることができました。
【事例概要】
■ユーザー:F社(工具メーカー)
■対象設備:歯型研削盤
■タンク:80L
■ボンプ:34L /min.(定吐出型)
■採用製品:MSR-200 1台
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