ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社

(TAInstruments)

分析事例:平面二軸試験機を用いた心膜の力学特性評価

最終更新日: 2024-10-08 15:03:21.0
分析のスペシャリストによる医療関連の分析事例のご紹介です。今回は心膜の評価に有用な機械物性、疲労試験の測定事例をご紹介します。

TA Instruments が提供可能な測定実績

☆熱分析/ガラス転移・結晶化・熱分解重量・硬化反応・膨張率・熱伝導率・収縮率・水分の影響 etc.

☆粘弾性測定(レオロジー)/粘弾性・弾性率・粘度・応力緩和・クリープ・マスターカーブ・残留歪・分子量・分子量分布etc.

☆微小熱量測定(カロリメトリー)/分子間相互作用・結晶化・非晶性・凝集/沈殿・分散性・溶解性・相溶性・ぬれ性・安定性・吸着性etc.

☆疲労試験/引張強度・温度依存性・粘弾性・弾性率・粘度・応力緩和・クリープ・マスターカーブ・残留歪etc.

基本情報

今回TA Instrumentsがご紹介するのは「ElectroForceシリーズ」と呼ばれる疲労試験機 です。本記事では、細胞培養・医療に関連す測定事例として、平面二軸試験機を用いた心膜の力学特性評価事例をご紹介していきます。

◆平面二軸試験機を用いた心膜の力学特性評価
 平面二軸試験機に心膜組織を取り付け、それぞれの軸に同等の変位(Displacement)を与えて荷重(Load)を計測しました。
 変位を大きく与えたときの荷重は、0°軸よりも90°軸の方がより大きく、計測している心膜組織の力学特定には異方性があることが分かります。

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用途/実績例 信頼性を備えたDuraPulse SGTは保守なしで数十億サイクルを実行し脈動疲労試験の期間短縮を実現
新型のDuraPulseステントグラフト試験(SGT)装置では、ElectroForce SGTが20年以上にわたって築き上げてきた性能と信頼性がさらに向上しています。旧世代の装置に引き続き、独自の高帯域幅・低歪率のElectroForceアクチュエーター技術によってクラス最高の性能を実現したDuraPulse SGTには、モジュール式のマニホールド設計が採用されています。マニホールドやチューブセットを簡単に交換できるため、さまざまステント付き機器に合わせてサンプルスループットを好適化できます。改良されてさらに使いやすくなったユーザーインターフェースには、半径方向ひずみの内径(ID)と外形(OD)が表示されるようになりました。また、ひずみ制御モードが改善されたほか、データ取得操作がシンプルになっています。

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