等温滴定型熱量計(Isothermal Titration Calorimeter: ITC)は、一定温度下での滴定に伴う熱量変化を検出する装置であり、主に分子間相互作用解析に用いられます。
分子同士が結合する時に発生する微小な熱量変化を計測し、得られる滴定曲線から、結合比(n)、結合定数(Ka)、結合のエンタルピー変化(ΔH)を求めることが可能です。
Nano DSC
希薄溶液中にて、タンパク質、核酸などの生体高分子を温度掃引することで、
変性中点温度(Tm), エンタルピー(∆H), 熱容量の差(ΔCp)を測定し
フォールディングの熱力学量、ドメイン構造の研究、熱安定性、熱プロセスの可逆性、安定性評価
高親和性結合の評価 、リガンドとの結合実験などを目的とした生体高分子用示差走査熱量計です。
基本情報
TA instrumentsのAffinity ITCとは、
【特長】
■AccuShot最良の攪拌のために適切な位置に滴定サンプルを送液
■FlexSpin革新的な低速攪拌、効率的な混合と高感度を提供
■ユーザーが選択可能なクリーニングシステムは測定間に生じるコンタミを排除
■正確で信頼性の高い滴定のためのインテリジェントハードウエアポジショニング
■等温温度制御用の固体素子アクティブヒーティング&クーリング
TA instrumentsのNanoDSCとは、
【特長】
■内蔵した精密加圧システムにより、セル内の圧力を正確かつ一定に維持
■凝集、沈殿傾向のあるサンプルが分析可能なキャピラリーセル設計
■比類なきパフォーマンスを発揮するための最高の感度、最小のセルボリューム
■正確なモデルフィッティングとマルチファイルバッチ処理が可能なNanoAnalyzeソフトウェア
用途/実績例 | ※こちらのページからは総合カタログがダウンロード可能です。 個別の製品カタログは表紙のみとなりますので、完全版をご希望の方は弊社営業担当にお申し付けください。 |
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