株式会社UL Japan

リバブレーションチャンバー (RVC)

最終更新日: 2022-09-22 17:30:48.0
リバブレーションチャンバー (RVC) 新設 オートモーティブテクノロジーセンターを拡張

多くの自動車部品が電子制御されるようになり、品質確保の観点から、自動車産業では実際の使用環境を模擬したEMC試験の実施が重視され始めており、UN ECE Regulationにて、従来のALSE法(アンテナ照射法)に比べ、実環境により近いRVC法が導入されることとなりました。UL Solutionsは、規格の変更に素早く対応するために、オートモーティブテクノロジーセンターを拡張し、リバブレーションチャンバー(RVC)を導入します。

リバブレーションチャンバー (RVC) とは金属のスターラー (かくはん機) を内包したシールドルームです。主にシールドキャビティと電磁波スターラーの回転による共振周波数変化が可能な機器で構成されています。電磁波スターラーをステップ回転させることにより、ある周波数において様々な共振モードが発生するため、統計的にチャンバー内に均一な場を生成することが可能となります。

基本情報

【対応規格】
・ISO 11452-11
・IEC 61000-4-21
・RTCA DO-160G
・MIL-STD-461G
・その他車載機器EMC試験

価格帯 お問い合わせください
納期 お問い合わせください
型番・ブランド名 Reverberation chamber
用途/実績例 RVCを使用すれば、電波暗室内に均一な電界を発生させられ、実際に車両が使用される都市部のような電磁環境を模擬した試験を実施することができます。近年の急速な車両の電子制御化に対応した信頼性の高いEMC試験が可能となります。

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