最終更新日:
2023-01-11 16:02:09.0
故障モードと要因について解説!空気中の酸素と反応し発火に至る危険もあります
コンデンサがショート故障になると、容易に電流が流れて電荷を溜めることが
できなくなります。たとえばリプル電流やノイズを除去する目的で入力側と
アースとの間につないだコンデンサがショートすると、入力からアースに
大電流が流れてしまいます。
ショート故障が起こる原因として、定格を超えた電圧印加や、リプル電流の
通電、高温や高湿度下での使用があります。また有極性のコンデンサでは、
純交流電圧や逆電圧の印加もショートの原因になります。
またコンデンサの誘電体はとても薄いため、過度な機械的ストレスがかかると
誘電体が損傷してショートします。電気的な要因への配慮だけでなく、
コンデンサに衝撃や振動が加わらない工夫も大切です。
関連カタログでは、さまざまな故障の現象と事例 、 要因と対策について
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