最終更新日:
2021-10-22 17:39:11.0
特長を当社のFT-IR、熱分解GC-MSを使用して分子レベルで解き明かしていきます!
アイテスでは『ナイロン6.10の構造解析』を行っています。
ナイロンはしなやかさを備え、絹に近い感触を持ち、その一方で、
「鋼鉄より強く、クモの糸より細い」という天然繊維にない高い強度や
耐久性を持ちます。
その特長を当社のFT-IR、熱分解GC-MSを使用して分子レベルで
解き明かしていきます。
【ナイロン6.10 界面重合反応機構】
1.塩素の電子吸引により隣接炭素の電子が不足
2.アミンの非共有電子が炭素を求核攻撃する
3.酸素原子が活性化して不安定な中間体を形成
4.塩化水素が脱離して、アミド結合を形成
5.界面重合が進み、ポリマー化
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