■背景
ますますニーズが多様化する焼成プロセスを活用しているお客様に対して、多孔質セラミックスの特徴を活かすと共に、焼成したセラミックス基板への印刷加工など社内一貫工程を活用することで「焼成セッター」に最適化したセラミックス基板を開発しました。
「一度にもっと多く焼成したい!」という方におすすめ
■使い方
焼成プロセスで用いられる「バッチ式真空焼成炉」での生産効率の改善は大きな課題です。「一度の焼成プロセスに多可能な限り多くのワークを入れたい!」というご相談を多くお聞きします。
当社が培ってきた「薄板セラミックス基板の製造技術」を活かすことで、セッター段数を増やすことが可能です。それにより「一度のプロセスで焼成できるワーク数を増やす」ことが可能になります。
図示したような焼成炉にスペース制約に対してがある場合、従来のセラミックス敷板(7mm厚)を「当社の焼成セッター用セラミックス基板(1mm厚)」に変えることで、棚板段数を16段から18段に増やすことが可能となり、12%も焼成積載効率が改善されます。
また、同じワーク数でも「より厚いワーク」が焼成可能となり、焼成炉の幅広い活用が可能となります。
基本情報
■セッター段数を増やすことが可能
高さ制約が720mmの場合、従来品(写真左)は16段、当社開発品(写真右)では18段の設置が可能
※ワーク表面から上段棚板までの距離を変えない場合、セッター厚み分だけ高さ改善が可能
■より厚みのあるワークが焼成可能
同じワーク段数の場合は、従来品(写真左)に対して、当社開発品では「5mm以上も厚みのあるワークへの対応が可能」
価格帯 | お問い合わせください |
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納期 | お問い合わせください |
用途/実績例 | 図示したような焼成炉にスペース制約に対してがある場合、従来のセラミックス敷板(7mm厚)を「当社の焼成セッター用セラミックス基板(1mm厚)」に変えることで、棚板段数を16段から18段に増やすことが可能となり、12%も焼成積載効率が改善されます。 |
ラインナップ
型番 | 概要 |
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KA62 | アルミナ96%多孔質(気孔率15%) |
KA91 | 高純度アルミナ多孔質(気孔率30%) |
お問い合わせ
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共立エレックス株式会社