株式会社モルシス

統合計算化学システム『MOE』結合部位における溶媒解析

最終更新日: 2019-05-20 17:07:36.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

3D-RISM 法に基づいて分子周辺の水分子の役割を高速かつ高精度に解析
MOE に搭載されているSolvent Analysis は、3D-RISM 法に基づいて、
分子周辺の水分子の役割を高速かつ高精度に解析することができます。

分子系における水分子の確率密度分布を計算し、さらに結合自由エネルギーにおける水分子の寄与を計算します。結晶水などの重要な水分子の予測や、置換すべきリガンドのフラグメントなどを解析できます。

Solvent Analysis は溶媒効果を可視化することで、タンパク質-リガンド間の相互作用の理解と新規リガンド設計を支援します。

【Solvent Analysis の特長】
■3D-RISM 法に基づいて1 分子系あたり数分で計算
■複合体、リガンド、受容体の各分子系を同時に処理
■計算には水分子の相関を考慮
■水分子だけでなく、イオンや疎水性原子の存在確率も可視化
■水分子の配置
■長時間のシミュレーションが不要

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