一般財団法人材料科学技術振興財団 MST

【分析事例】TDSによる銅板・はんだの同時加熱分析

最終更新日: 2019-07-29 13:29:33.0
部材同士を接触させ、実プロセスに近い環境での脱ガス評価が可能

はんだを用いた金属の接合は、エレクトロニクス分野において欠かすことのできない工程のひとつです。
金属とはんだが接触した状態で加熱した際の脱ガスは、ボイドの原因となることが知られています。
以下に、銅板にはんだを乗せた状態でTDS分析(昇温脱離ガス分析)を行った事例を紹介します。TDSは部材の加熱に伴う脱ガスを評価可能です。TDS装置内で銅板とはんだを接触させ同時に加熱することで、実プロセスに近い環境での脱ガスを捉えることができました。

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