株式会社矢野経済研究所

2023年版 リサイクル炭素繊維市場の展望と戦略

最終更新日: 2024-01-12 14:15:17.0
矢野経済研究所のリサイクル炭素繊維市場に関するマーケットレポートです。

本企画ではrCF市場に参入する企業や研究機関にヒアリングを実施しマーケット動向、技術動向、参入企業・研究機関の動向について分析・考察を加えリサイクル炭素繊維市場を取り巻く環境や見通しを分析する。

■ポイント
●材料、中間材、成形の連携・協業と「環境価値」を訴求した用途開発で世界をリードする日本のrCFの実現へ
●CFRPリサイクル技術の開発・事業化に向けた動きは進展も実際のリサイクル量は限定的、rCFの品質、安定調達、用途開発の3つの課題の早急な解決を
●rCFの国際標準化に向けた産官学の取組みが進展、日本主導でISOのWGも立ち上がる、材料、中間材、成形の各フェイズを貫くネットワーク構築も課題に
●廃基地の特定が難しい使用済製品のリサイクル実現には未だ高いハードル、「地消地産」実現のためには端材の確実な回収・リサイクルシステムの構築が喫緊の課題に
●短繊維化は必ずしもダウンサイクルではない、rCFにしかない「環境価値」の訴求でvCFでは実現できない新たな用途・市場の開拓を

発刊日:2023/10/31 体裁:A4/157頁
価格(税込):198,000円(本体価格:180,000円)

基本情報

CFRPからのリサイクル炭素繊維(rCF)の回収方法としては、これまでは高温でマトリクス樹脂を分解する熱分解法が主流だったが、最近ではより高純度なrCFが得られる溶媒分解法への参入が目立つようになり、課題であった回収量もリサイクラーの設備投資進展で解決しつつある。従来工法の熱分解法でも、量産レベルの設備の稼働開始や増設などの動きも見られるなど、国内での本格的な市場の立ち上がりが期待される。
参入メーカーの中には、リサイクル炭素繊維市場はいかにrCFを「回収」するかという段階は終了し、回収したrCFをどうやって「活用」するかのフェーズに入ったとの声もあり、rCFと樹脂をコンパウンドしたペレットやrCF不織布など、実際の使用を意識した製品の市場投入も始まっている。

■構成
第1章 リサイクル炭素繊維市場の展望
第2章 リサイクル炭素繊維市場の動向
第3章 リサイクル技術別動向
第4章 リサイクル炭素繊維メーカー動向

発刊日:2023/10/31 体裁:A4 / 157頁
価格(税込):198,000円(本体価格:180,000円)

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