株式会社モルシス

【技術情報】SciMAPSによる熱伝導率計算

最終更新日: 2022-06-27 11:17:18.0

上記では、電子ブックの一部をご紹介しております。

関連情報

【技術情報】SciMAPSによる熱伝導率計算
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DFFとSciMAPSによる二次電池用電解質の検討
DFFとSciMAPSによる二次電池用電解質の検討 製品画像

有機電解質を利用したリチウムイオン二次電池は携帯電話、パソコンから電気自動車までさまざまな用途で実用化されています。電池を構成する有機液体電解質については、様々な化合物を組み合わせることで、軽量化、高安全性、高耐久性などを実現する電解質材料の開発が重要となっています。本稿では、電解質によく利用される有機低分子とLiTFSAの塩からなる系を構築し、密度、拡散定数を予測し、実験値と比較しました。また、動径分布関数より配位分布関数を求め配位状態の比較を行いました。
■ SciMAPSによる物性推算
■ DFFの力場
■ パラメータの作成
■ 計算結果
■ 計算対象
■計算手順
■計算結果
■まとめ

材料設計支援プラットフォーム『SciMAPS』
材料設計支援プラットフォーム『SciMAPS』 製品画像

SciMAPSの各機能は、さまざまなシミュレーションに対して分子モデルを構築する構造構築機能(Build)、計算プログラムとそれに対するインターフェースから構成されるプラグインとして提供されるシミュレーション機能(Simulate)、シミュレーション機能により得られたデータを解析する解析機能(Analyze)、実行したジョブの管理、構造データの入出力、スクリプトを実行など、SciMAPSの根幹となるインフラストラクチャ(Infrastructure)からなります。シミュレーション機能のプラグインは分野ごとにまとめられパッケージとして提供されます。パッケージには量子化学・物理計算(Quantum)、力場計算、メソスケール計算(Classical)、熱力学物性計算、構活性相関(Engineering)の3つがあります。基本構造構築機能、解析機能、インフラストラクチャ機能からなる基本環境に必要に応じてパッケージを加することにより、研究に最適な材料設計環境をそろえることができます。

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