オーバーカット機能を有する『エスエスモール工法』は、カッターで掘削した土砂と切羽へ噴射させた目詰材を大量に含んだ高濃度泥水を、チャンバー内で急速ミキシングし、ドロドロ状の高濃度安定液とし、切羽及びテールボイドを加圧充満させることにより、切羽の高安定を得る工法で、地下連続土留壁工法やリバースサーキュレーション工法等の「安定液工法」の考え方に基づいています。
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基本情報
【特長】
■テールボイド内に高濃度泥水を充満加圧させることで管外周面抵抗値を低下させ、長距離推進を実現する。
■高濃度泥水による圧力バランスが良好なため、地盤に与える影響が他工法に比べ極めて低い。軟弱地盤から玉石層まで広範囲の土質に対応可能。
■排出方法は、切羽から機内までは圧力差と高濃度泥水の流動性を利用、機内から坑外までは真空吸引装置によりスラリー輸送する。
■標準機は玉石を丸ごと取り込み、呼び径の1/3まで対応可能。巨礫破砕型は、呼び径の100%程度の玉石にも対応可能
■R=15m程度の超急曲線推進が可能
■元押しのみで、1スパン500m程度の長距離推進が可能
■推進設備がコンパクトなので、狭い仮設ヤードでの施工が可能
■発進・到達以外で補助工法をほとんど必要としない
■分割回収・小立坑発進型の採用により、大きな立坑築造が困難な場所での施工や、既設構造物への到達が可能
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太洋基礎工業株式会社