カメラから出力される画像を必要領域のみ切り出し出力させる機能をROI (Region Of Interest) といいます。
ROIの機能を使うことで、必要領域を高速に読み出すことが可能となり、得られるフレームレートを高速化することができます。
光切断方式による3D検査、高速なタクトを求められる検査などに有効にご活用頂ける機能です。
3D検査や高速に処理する検査をご検討中のお客様向けに、弊社カメラのROI機能とその活用事例をご紹介します。
基本情報
<ROI活用事例1>
ご要望)縦方向に100画素程度を確保、高速にして光切断方式の3D検査を行いたい。
ご提案内容)ROI機能で、縦方向に100画素を切り出し高速化する。
・VCC-VCL5M (有効画素数720 x 540 / フレームレート523fps)
→ROI機能により縦解像度を540→100にした場合 / フレームレート 2、101fps
<ROI活用事例2>
ご要望)長尺なワークをできるだけ高速に撮像したい。
ご提案内容)高速伝送が可能なCoaXPress I/Fを採用したカメラのROI機能を使用し、必要な画素数のみ切り出すことで高速化する。
・VCC-25CXP1M (有効画素数 5120 x 5120 / フレームレート82fps)
→ROI機能により縦解像度を5120→480にした場合 / フレームレート 1、001fps
その他活用事例や、ROI設定とフレームレートの関係の詳細につきましては、本ページよりDLいただける「ROIとフレームレート設定例」をご参照いただくか、弊社営業部までお問合せください。
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用途/実績例 | 光切断方式による3D検査、高速処理を求められる各種検査 など |
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