各種ICパッケージの薄型化、小型化、生産性向上に貢献!
リードフレームは薄型の金属基板のことを差しますが、一般的な打ち抜き(スタンピング)やエッチング方式で製作されるリードフレームとは異なり、マクセルの転写リードフレームは半導体パッケージを作製する際には電鋳部分のみを使用します(パッドの保持部であるSUSは剥離)。そのため、半導体パッケージの薄型化が可能です。
また、パターン間の繋ぎが構造上不要(孤立パッド可能)なため、繋ぎの面積が省略可能です。そのため、同じサイズの一般的なリードフレーム基板と比較して、1枚の基板からより多くの半導体パッケージを作製すること(高集積化)ができ、デザイン自由度の向上、半導体パッケージの小型化が可能なことが特長です。
転写リードは、少量、多品種の要求にも容易に対応でき、初期試作時の低コスト化や短納期化を実現します。
【特長】
■半導体パッケージの小型化・薄型化が可能
■リード上部はオーバーハング形状(抜け防止構造)
■基材が金属なためワイヤーボンディング性に優れる
■金属の接続バーがないためダイシングのスピードアップやブレード摩耗減に繋がり、また、パッケージの高集積化が可能
■パッドの厚み
・オーバーハング:65μm±15μm
・セミオーバーハング:60μm±15μm
■Auの厚み:Min. 0.05μm
■Agの厚み:Min. 2.0μm
■SUSの厚み:150μm±10μm
■パッド間の最小ギャップ
・オーバーハング:Min. 200μm
・セミオーバーハング:Min. 150μm
■シートサイズ:630 x 600mm(有効エリア:600 x 570mm)
■推奨フレームサイズ(例)
・30F取り:190 x 57.5mm
・24F取り:200 x 70mm
・最大:300 x 100mm
■ICパッケージの厚み(顧客側):0.3mm以下可能
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格情報 |
フレームサイズ・仕様・数量により異なります。 お気軽にお問い合わせください。 |
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価格帯 | ~ 1万円 |
納期 |
お問い合わせください
※ ※試作時図面確定後、正式発注時点から約4週間程度(特急依頼は別途お問い合わせください) |
用途/実績例 |
【用途】 ■電圧レギュレーター ■通信用IC ■Li電池保護IC ■フォトセンサー ■ダイオード 【実績】 ■スマートフォンや携帯電話などの小型ICパッケージなどに多くの品種で ご使用いただいています ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。 |
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