一般財団法人材料科学技術振興財団 MST

【分析事例】ビタミンB1・ビタミンB2の定量分析

最終更新日: 2022-10-31 14:58:44.0
蛍光検出器付HPLC法(公定法)による含有量の検査

豚肉や卵などの食品中にはビタミンB1(チアミン、HET)およびビタミンB2(リボフラビン)が豊富に含まれています。これらは多くの場合、リン酸エステル等の誘導体として存在しています。ビタミンB1、ビタミンB2の含有量は前処理として酵素処理を行い遊離型に変えた後、蛍光検出器付HPLCで分析することにより定量できます。ビタミンB1自体に蛍光性はありませんが、ポストカラム法で赤血塩アルカリ溶液と反応させ、酸化型のチオクロームに変換することで蛍光を検出することが可能となります。

基本情報

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用途/実績例 測定法:HPLC
製品分野:食品
分析目的:製品調査・組成評価・同定・定量

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