一般財団法人材料科学技術振興財団 MST

【分析事例】熱分解GC/MSによるスマートフォン封止剤の分析

最終更新日: 2016-03-15 11:58:08.0
2段階の加熱によりUV硬化系素材の分析が可能

熱分解GC/MSによる2段階加熱法を用いて、市販スマートフォンのディスプレイ周辺部封止剤の素材解析を行いました。低温(250℃)で試料を加熱し、発生したガス成分をGC/MS測定することにより、残存モノマーや低分子添加剤(重合開始剤、酸化防止剤)を検出することができます。引き続いて高温(550℃)で加熱することにより、高分子を分解してその構成成分を推定することができます。これにより封止剤はUV硬化系の素材であることがわかりました。

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用途/実績例 ディスプレイの分析です

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