ゼラチンは、食物アレルゲン表示において「特定原材料に準ずるもの」に該当します。
しかし、加工度が高く、DNA検知が困難なため、食物アレルゲン検査としての検査法が確立していませんでした。
そこで弊社では、ゼラチンの由来動物として代表的な豚に注目し、豚由来のコラーゲン/ゼラチンを特異的に検出する技術を開発、ゼラチン(豚由由来)を対象とする食物アレルゲン検査の受託を開始しました。
【検査の特徴】
◆食物アレルゲン検査に実用的な検出感度を実現!
水(洗浄水やふき取り液)では、検出下限値10 ppm* を実現しました。
これは、既存の乳や卵を対象としたウエスタンブロット法と同じ検出感度になります。
*製品などについては、検出下限値50 ppmです。
◆国内でも稀有なゼラチンの食物アレルゲン検査
検査法が確立していないことから、受託できる検査機関が限られているゼラチンの食物アレルゲン検査。
これにより弊社では、特定原材料とそれに準ずるもの全28品目中「27品目」の検査ができるようになりました。
※詳細は、カタログ請求していただくか、ダウンロードからPDFデータをご覧ください。
基本情報
≪検査可能形態≫
食品、洗浄水 など
≪検査方法≫
ウエスタンブロット法
それぞれの品目に特徴的なタンパク質を、抗原ー抗体反応と分子量の違いにより検出する方法です。
ELISA法よりも検出特異性が高いという特徴があります。
≪検体必要量≫
加工食品2食分(合計約200g)
価格情報 | ◆食物アレルギー(アレルゲン)検査 ゼラチン(豚由来) ウエスタンブロット法 1検体目 77,000円(税抜 70,000円) 2検体以上同時依頼 49,500円(税抜 45,000円)/検体 |
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価格帯 | 1万円 ~ 10万円 |
納期 |
~ 1週間 ※ 受付日より10営業日で結果報告 |
用途/実績例 | FSSC22000認証取得企業などからの依頼実績多数! 飲料、製菓・製パン、調味料、素材・添加物など、原料・素材から最終製品まで、幅広い分野の食品メーカーからのご依頼があり、価格・納期の両面からご満足いただいています。 【検査事例】 ・同一ラインでゼラチンを含む製品と含んでいない製品を製造している。 表示ラベルで注意喚起はしているが、取引先対応を想定し、社内的な事前調査を行いたい(健康食品) ・ライン洗浄の効果検証のため、ふき取り液で検査を依頼したい。(飲料) ・アレルゲンフリーを謳った製品について、表示確認のため、対応可能な食物アレルゲン品目(全27品目)の一斉検査を依頼したい。(調味料) |
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